《借东西的小人阿莉埃蒂借りぐらしのアリエッティ 》中日对照 借物小人阿莉埃蒂2

翔:僕はあの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけを過ごした。
(那年夏天,我在母亲长大的老宅里度过了一个星期。)

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牧贞子:大丈夫もうすぐよ。
(没事吗?就快了哦。)
翔:はい。
(好。)
牧贞子:またハルさんったら、困ったわねぇ~ちょっと待っていてね。
(又是春姨 真是麻烦呢稍微等一下)
翔:はい。
(好的。)
牧贞子:ハルさん、また車置きっぱなしよ!
(春姨你又把车子到处乱停了)
翔:わああ!ああ。。
(哇啊啊!啊。。)
牧贞子:翔さーん、どこにいるの?
(小翔你在哪里?)

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阿莉:あはは~駄目よ!大切なんだから!
(哈哈~这可不行哦!这是很重要的东西哦!)
母亲:アリエッティ!
(阿莉埃蒂!)
阿莉:はい!
(是!)
母亲:また外へ出ていたでしょう?それと、貴方ちょっとは片づけたら?
(又想出去了吧?我说,你该稍微收拾一下才好啊?)
阿莉:野原みたいで素敵でしょう?
(像花园那样很漂亮吧?)
母亲:私にはただ散らかっているようにしか見えないわ。お、あら、それはローリエ?
(妈妈只觉得凌乱不堪啊。啊~那个是月桂吗?)
阿莉:ん。。あーあ、お母さんに内緒で、お誕生日のプレゼントにするつもりだったのに~
(恩。。啊~本来准备给妈妈一个惊喜,等妈妈生日的时候给你作为生日礼物的~)
母亲:これだけあれば1年はもつわね。でも、ローリエのきまでーずいぶん遠いでしょ?人間に見つかったらどうするの?
(有这么多的话能用一年了吧。不过,月桂树不是很远吗?被人类发现了怎么办?)
阿莉:見つからないもん!
(发现不了的啦!)
母亲:外には危険な生き物がいっぱいいるのよ!お祖父さんの一族には…
(外面有很多很危险的生物哦!祖父那个时候…)
阿莉:ヒキガエルに食べられた人もいるのよね。あと、そのシソの葉も、いい香りでしょ?
(说是有人被蟾蜍吃了对吧。对了,这个紫苏的叶子香味也很好闻吧?)
母亲:そうねえ。う~ん、お砂糖があれば、美味しいシソジュースができるんだけど…
(是啊。嗯~如果有砂糖的话,就能够做很美味的紫苏汁了…)
阿莉:今夜待ってて、私が借りてくる!
(等到今天晚上我就去借东西!)
母亲:ああ。
(啊啊。)
阿莉:初めての「借り」よ!うーんと練習してきたんだもん!あっ、お父さんだわ!お帰りなさい!
(今天是第一次「借东西」呢~我已经好好练习过了!啊,是爸爸!欢迎回来!)
父亲:うん。
(嗯。)
阿莉:お父さん、今夜の借りなんだけど、私…
(爸爸 今晚借东西的话我也要…)
父亲:人間の子供が増えるようだ。
(人类的屋子好像多了个孩子啊。)
母亲:えっ?
(诶?)
阿莉:私、その子見た。
(我,见到那个孩子了。)
母亲:まあ!貴方、あれほど…
(都跟你说过那么多…)
阿莉:絶対に見られていないわ!ローリエの葉に隠れてたもの!お父さん、今夜「借り」に行く約束よね?
(我绝对没被发现的!因为已经藏到月桂叶子后面了!爸爸,说好今晚会带我一起去「借东西」的吧?)
母亲:駄目です!人間が増えたばかりなのに。
(不行,人类的孩子增多了啊。)
阿莉:だって子供よ!大丈夫よ!お父さん、私今夜のこと、ずっと前から楽しみにしていたの!
(只是小孩子!没关系的啦!爸爸,我很久以前就在期待今晚了!)
母亲:子供の方が凶暴なことが多いわ!
(凶狠的小孩子也经常有的啊!)
阿莉:大丈夫よ!
(没关系啦!)
父亲:普通、子供は早く寝る。
(一般来说,小孩总是很早睡的。)
阿莉:ありがとう、お父さん!
(谢谢你,爸爸!)
母亲:あなた…
(亲爱的…)
父亲:大丈夫だ,子供は病気のようだから心配ない。
(没事,那孩子好像很病弱不用担心。)
母亲:でも…
(但是…)
阿莉:大丈夫よ、お母さん。うーんと気をつけるから。
(没关系的,妈妈。我会好好注意安全的。)
父亲:アリエッティも、もうすぐ14歳だ。私たちに何かあったら、一人で生きていかなければならない。
(阿莉埃蒂也快要14岁了吧。如果我们出什么事的话,她必须靠自己生活下去。)
母亲:私たちの仲間は、もう誰もいないかもしれないのね。
(我们的伙伴,可能都已经都不在了吧。)

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牧贞子:何かあったら、遠慮なくハルさんに頼みなさい。
(有什么需要的话,请和春姨说吧。)
翔:はい。
(好。)
牧贞子:ハルさん、お願いね。
(春姨,麻烦你了。)
春姨:はい、奥様。ああ、坊ちゃん、網戸閉めなきゃ虫が…あれ?んん!!
(好的,夫人。啊,少爷不关纱窗的话,虫子会进来的…怎么?恩!!)

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阿莉:ん。。よし!
(恩。。好!)
母亲:その色はやめた方がいいんじゃない?
(还是不要穿这种颜色的衣服了。)
阿莉:もう決めたことなの。
(我已经决定了。)
父亲:うん。
(恩。)
母亲:では、お願いしますね、ティッシュペーパー。それと、もしも角砂糖があったら、シソのジュースが作れるし、お茶に入れると美味しいの。ハァ~でもいいの、気にしないで。
(那,就拜托了,卫生纸。还有,如果还有方糖的话就可以做紫苏汁了,加到茶里面也很美味。唉~但是还是算了,当我没说。)
父亲:うん。
(恩。)
阿莉:いってきます、お母さん。
(我出门了,妈妈。)
母亲:気をつけるのよ!
(要注意安全啊!)
阿莉:はーい!
(知~道!)

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阿莉:ああ~おお。。
(啊啊~哦。。)
母亲:アリエッティ~
(阿莉埃蒂)
阿莉:うん?
(恩?)
母亲:あ!
(啊!)

阿莉:ごめんなさい!
(对不起!)
父亲:これはアリエッティが持っていなさい。
(阿莉埃蒂你拿着这个。)
阿莉:はい!
(是!)

父亲:しっかり、掴まれ!
(要抓紧绳子!)
阿莉:うん。
(恩!)
父亲:アリエッティ、行くぞ!
(阿莉埃蒂,走吧!)
阿莉:はい!なんて大きいの…
(好!竟然这么广阔…)
父亲:人間の暮らす世界だ。砂糖は、あそこだ。下で待っていなさい。
(这就是人类生活的世界。砂糖,在那里。在下面等着。)
阿莉:お父さん、すごい!
(爸爸好厉害!)
父亲:さあ、次はティッシュだ。
(那么接下来是卫生纸。)

阿莉:お父さん、これ!
(爸爸,这个!)
父亲:お前の初めての獲物だな。先がとがっているから気をつけなさい。
(这是你的第一个战利品啊。这东西头部很锐利要小心点。)
阿莉:はい。お父さん、「借り」って楽しいね。
(好的。爸爸「借东西」很有趣啊。)
父亲:下を見てみろ。ネズミだ、あれと出くわすと厄介なんだ。
(往下看,是老鼠,要是碰到他们的话就麻烦了。)
阿莉:平気よ、今なら何が来ても、これで戦うわ!
(没关系的,有了这个,不论遇到什么我都能战斗。)
父亲:挑まなくてもいい危険というものもある。
(不用跟他们正面冲突,还是有危险的。)

阿莉:ここはどこなの?
(这是哪里?)
父亲:人間が人形のために作った家だ。
(人类为人偶制作的屋子。)
阿莉:私たちに、ちょうどいいわ。あのドレッサー、お母さんが見たらきっと喜ぶわ~
(给我们居住正合适啊。那套礼服,妈妈看到了的话一定会很高兴的~)
父亲:ここにあるものは、駄目だ。借りてゆくと、すぐに人間に分かってしまう。
(不能借这里的东西。借走的话,人类马上就会发现的。)
阿莉:はい…
(好吧…)

翔:怖がらないで…
(不要害怕…)
阿莉:あ…
(啊…)
翔:今日…
(今天…)
阿莉:あ…
(啊…)
翔:庭で君を見かけたよ。母が言っていたんだ。小さい時、この家の庭で小人を見たって。母が見たのも、君なのかな…ねえ?
(在院子里已经看到过你了。妈妈曾经说过,小的时候这个家的院子里看到过小人。妈妈看到过的也是你吧,对吧?)

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阿莉:お父さん、ごめんなさい。私、昼間、あの人に見られたんだわ。
(爸爸,对不起。我,在白天,被那个人看到了。)
父亲:私の調べが足りなかった、怖い思いをさせたな。お母さんには黙っているんだよ、心配性だからね。
(是我的调查还是不够,让你有了恐怖的回忆。对妈妈就不要说了吧,因为她总是爱操心。)
阿莉:はい。
(知道了。)
父亲:人間がこの先、どう出るか、注意深く見極めてからでも、遅くはない。
(人类之后要怎么行动,现在开始仔细研究一下还不算晚。)
阿莉:うん。
(恩。)

阿莉:ただいま。
(我回来了)
母亲:お帰りなさい。どうだったの?
(欢迎回来。怎么样?)
父亲:今日はうまくいかなかった。このライトが「借り」の途中で、つかなくなってしまった。
(今天进展不是很顺利,这个手电在「借东西」的途中不能用了。)
母亲:まあ…
(这样…)
父亲:角砂糖は、駄目だった。
(方糖的话,还是不行。)
母亲:いいのよ、無事に戻れてよかったわ~
(没关系的,能平安归来已经很好了~)
父亲:アリエッティ、お母さんにお前の初めての獲物を見せてあげなさい。
(阿莉埃蒂,给妈妈看看你的第一个战利品。)
母亲:綺麗な、まち針ね。
(好漂亮的大头针啊。)
父亲:もう寝なさい。
(去睡吧。)
阿莉:おやすみなさい。
(晚安。)
母亲:ずいぶん疲れたみたいね。お茶にしましょうか?
(看起来很累了的样子呢。喝点茶吧?)
父亲:うん。
(恩。)

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牧贞子:翔さん。体に毒よ、入りなさい。
(小翔,快进屋来,这样对身体不好。)

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母亲:何ですって!角砂糖が!?
(什么?方糖!?)
阿莉:通風孔のところにゆうべ、私が落っことした角砂糖だと思う。
(我想,应该是昨晚在通风口的时候掉落的方糖。)
母亲:えっ?落っことしたって、どういうこと?
(啊?掉落的,怎么回事?)
父亲:決して、手を出してはいけないよ。
(绝对不要去碰它。)
阿莉:うん。
(恩。)
母亲:罠だわ!私たちを捕まえようとしてるんだわ!
(是陷阱!为了抓我们的啊!)
父亲:当分、「借り」はやめなければいけないな。
(当前,只能停止「借东西」了呢。)
母亲:もう見つかったかもしれないわ!ポッド、引っ越さなきゃ!ああ、とっても住みやすい家だったのに、捨てなきゃならないのね…
(可能已经被发现了也说不定!波德,只能搬家了!啊,明明是住得那么舒服的家来着,只能放弃了呢…)
父亲:まあ、もう少し様子を見てみよう。ほら、スープが冷めるよ。
(嘛,再观察一下情况吧。吃吧,汤已经冷了。)
母亲:よりによって、角砂糖を置くなんて!
(偏偏还放我最爱的方糖做诱饵!)

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母亲:ありがとう、アリエッティ。少しでも陽が差してるうちにと思って。
(谢谢了,阿莉埃蒂。想趁着有太阳好好晒一下。)
阿莉:ううん、私、洗濯って大好きよ。
(不会啊,我最喜欢洗衣服了。)
母亲:ちょっと疲れたから休むわ、あとよろしくね。
(累了的话先休息吧,之后也拜托了。)
阿莉:はい。
(好。)

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翔:来てくれたの?待って、行かないで。
(你来看我了吗?等一下,不要走。)
阿莉:もう私たちに構わないで欲しい、それだけを言いに来たの。
(请不要打搅我们的生活,我来就是为了说这个。)
翔:君と話がしたいんだよ。
(真的很想跟你聊聊。)
阿莉:人間は危険なの、見つかったら引っ越さなきゃいけないって、お父さんもお母さんも言ってるわ。
(人类对于我们来说太危险了,一旦被发现就不得不搬走,这是我的父母告诉我的。)
翔:家族がいるんだ…いいね。
(你有家人啊…真好。)
阿莉:貴方には、いないの?
(你没有家人吗?)
翔:いるけれど、父にはほとんど会えないし。母は仕事が忙しくて、あまり一緒にいられない。
(我有家人,但和爸爸几乎见不到面。妈妈也因为工作忙的关系,不经常在一起。)
阿莉:そうなの…
(是这样啊…)
翔:僕、翔っていうんだ。君の名前は?名前はあるの?
(对了,我叫翔。你叫什么名字?你有名字吗?)
阿莉:もちろんあるわ、アリエッティよ。
(我当然有名字,我叫阿莉埃蒂。)
翔:アリエッティ…アリエッティ…いい名前だね。姿を見せてくれないかな?少しでいいから。ちょっとでいいから、お願い。
(阿莉埃蒂…你叫阿莉埃蒂…这名字真美。我真的很想看看你的样子,就不能让我见一下吗?就看一小下,拜托了。)

春姨:どうしたんです?坊ちゃん…ああ、カラス!駄目!行きなさい!どうしたんでしょう?こんなとこまで入ってくることなんかないのに。
(发生什么事了?少爷…啊,是乌鸦!不行!快滚开!这是怎么了?怎么会飞到这种地方来。)
翔:産卵期で、気が立っているのかもしれませんね。
(可能它处在产卵期,所以比较焦躁不安吧。)
春姨:替えの網あったかしら…あぁ確か、大掃除の時に…坊ちゃん、ケガはありませんか?お薬、のんだ方がよろしいんじゃないですか?
(这纱窗需要换了…换的纱窗在大扫除的时候…少爷,您没受伤吧?您最好还是吃些药吧?)
翔:ありがとう、ハルさん。僕は大丈夫だよ。
(谢谢,春姨。我没事的。)
春姨:産卵期ねえ…坊ちゃん、静かにおやすみなさいね。
(产卵期啊…少爷,请您好好静养。)

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阿莉:お父さん…
(爸爸…)
父亲:近づくなと言ったはずだ。
(我说过不准接近那里的。)
阿莉:ごめんなさい、自分で何とかしなきゃと思ったの。でも姿は見られていないわ。
(是我错了,我只是想试着自己解决眼前的问题。但是我保证没人看见我。)
父亲:お前は家族を危険にさらしているんだぞ。二度と関わり合うな、いいな?
(你正在让我们家置身于险境之中。不准再去那里了,知道了吗?)
阿莉:はい。
(知道了。)

父亲:探しておいた方がよさそうだ。
(看来我们还是找别处住比较好。)
母亲:えっ?
(诶?)
父亲:引っ越し先を。
(是时候要搬走了。)
母亲:貴方…
(亲爱的…)

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宅配:こんにちは、宅配でーす。いつもすみません、いただきます。
(早上好,有你们的包裹。每次都这样,真是不好意思,我就不客气了。)
春姨:ねえ、この辺りでネズミ捕りの業者いるかしら?
(你知道这附近有提供灭鼠服务的公司吗?)
宅配:ネズミ捕りですか?ええと、チュークリーンサービスっていうのがありますよ。
(您要灭鼠是吧?恩,有一家叫Chew CleanService的公司。)
春姨:チュークリーンサービス…ちょっと待って。
(Chew CleanService是吧…等等,让我记下。)
宅配:ネズミが出たんですか?
(您家里有老鼠出没吗?)
春姨:う~ん、ちょっとね。それがネズミじゃないかも。
(恩,从某种意义上是的。但也可能是其他的东西。)
宅配:えっ?
(诶?)
春姨:本当はねぇ、小人がいるのよ、私見たの。
(其实呢,是有小矮人。我亲眼所见。)

牧贞子:昼間、カラスが部屋に入ってきたんですって?大丈夫だったの?
(据说,白天有乌鸦冲进了你的房间。没事吧?)
翔:はい、ハルさんが追い出してくれましたから。
(我没事,春姨把它赶走了。)
春姨:本当にびっくりしましたよ、こーんな大きなカラスが今にもっ…
(真的是吓我一跳,从没见到过那么大的乌鸦…)
牧贞子:興奮したりするのが、一番心臓に悪いのだから。静かだっていうから、ここに来ているのに手術の前に。もしものことがあったら…
(太兴奋的话,对心脏是最不好的。我们是为了静养才来这里的吧。在手术之前,如果出什么岔子的话…)
春姨:奥様、それはもう…
(太太,这个我知道…)
牧贞子:ああ、それにしても奈津美さんも、いくら仕事だからって、病気の子を置いて海外に行くなんて…
(话说回来,我真是不明白奈津美,就算是为了工作,也不能丢下生病的孩子,自己去国外啊…)
春姨:お母さんがいなくて、坊ちゃんも心細いことでしょう。
(母亲不在的话,少爷心里也有些不安啊。)
翔:僕は大丈夫です。
(我没事的。)
牧贞子:離婚したのは仕方ないけれど、こんな大事な時に、そばにいてあげられないものかしら。
(离婚的事固然对她打击很大,但是这么重要的时候,母亲还是应该呆在孩子身边的啊。)
翔:伯母様、僕の部屋に置いてある小さな家とても綺麗ですね。
(伯母,放在我房间里的小房子,真是很漂亮啊。)
牧贞子:ああ、あのドールハウス?あれは、貴方のお母さんのものなのよ。持っていかないから、あそこに置いてあるけれど。
(啊,那个玩偶之家?那个是你母亲的。因为没有带走,所以先放在那里的。)
翔:母のもの?
(妈妈的?)
牧贞子:元々はね、私の父がイギリスに注文して、小人たちのために作らせたものなの。
(其实原来是我的父亲在英国让人定做的,是专门为了给小人居住的。)
翔:え?
(诶?)
牧贞子:父はこの家で小人を見たんだって、それでずっと待っていたわ。いつか小人が現れたら、あの家をプレゼントしたいと。でも、とうとう現れなかったわね…私の代になっても、一度も姿を現さないわ。
(他曾经在家里见到过一次小人,之后一直期待她的再次出现。希望在小人再次出现时,把这个房子作为礼物送给她。但是,事与愿违,她再也没出现过。之后,父亲过世了,到了我这一代,小人也没有再出现过。)
春姨:坊ちゃん、あの部屋に寝てらして小人はいました?
(少爷,你是不是在那间卧室里发现了小人啊?)
翔:んー…残念ながら。
(恩…很遗憾没有。)
牧贞子:父から受け継がれて、貴方で四代目よ。だから気に入ったのなら、次は貴方のものになるわ。
(从我父亲算起,到你这代已经是第4代了。如果你真的很喜欢那间小房子,它就归你所有了。)
翔:本当ですか?
(真的吗?)
牧贞子:ええ、そうそう、あのドールハウス、すごい部屋があるの。ハルさん、電気を消してもらえるかしら。
(恩是的。啊,对了,那个玩偶之家,真的是巧夺天工,精美异常啊。春姨,麻烦去把灯关了。)
春姨:はい。
(好的。)
牧贞子:ここがリビング、この応接セットなんかも、本物の家具職人が作ったらしいわ。
(看,这是客厅。里面的每一样摆设都是按照实物制作而成的。)
春姨:すばらしいですわねぇ。
(真是太不可思议了。)
牧贞子:1階は書斎ね、奥にはトイレとお風呂まで付いているのよ。でも、私の一番のお気に入りは、もうひとつの部屋なの。ハルさん、そこ開けてもらえるかしら。
(第一层为书房,里面还带有一个很精致的洗手间和浴室。但是,我最喜欢的却是另外一间。春姨,帮我把那扇门板打开。)
春姨:はい、ここかしら…まあ、細かい。
(好是这里吗…啊,真是细腻精致。)
牧贞子:よくできているでしょう?電気を通すと、このオーブンも本当に使えるのよ。
(简直是宛如真实的厨房吧?如果通了电,这个烤箱都是可以使用的。)
春姨:素敵ですねえ。
(太精美了。)
牧贞子:父の願いを叶えたかったわ。この家には、もう小人はいないのかもしれないわね。
(但父亲却未能如愿。这个家里,很可能已经没有小矮人在了。)

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阿莉:お母さん、窓の写真、3年も同じよ。取り替えないの?
(妈妈,窗上的画已经挂了三年了。就不能换一下嘛?)
母亲:それは私のお気に入りなの。いつか、本物の海を見るのが私の夢なのよ。それに、今さら取り替えても…
(那是我最喜欢的画。我的愿望就是能有一天能见到真正的大海。而且,现在想换也换不了吧…)
阿莉:お父さん、遅いね。
(爸爸,回来得真晚啊。)
母亲:夕立がひどかったけど、大丈夫かしら…
(外面雷阵雨下得好大,他不会有事吧…)
阿莉:お父さん?
(爸爸?)
母亲:裏口の方だわ。
(是从后门进来的。)
阿莉:お父さん、お帰り…
(爸爸,欢迎回来…)
父亲:足を痛めてしまってな、このスピラーが助けてくれた。
(我不小心伤了脚,多亏了这个叫斯皮勒的年轻人帮忙。)
母亲:貴方…まあ、大変!ああっ、さあ、さあ、中へ!
(亲爱的…啊,不好!啊,那么,快进来!)
阿莉:大丈夫?
(没事吧?)
父亲:ああ、折れてない、すぐ治る。
(啊,没有骨折,很快就会好的。)
阿莉:今、冷やす水をくんでくるわ。
(我马上去拿冷水给你。)
母亲:さあ、タオルで体をよくふいて…誰?
(来,用毛巾先好好擦下身体…你是谁啊?)
阿莉:私たち、一人だけじゃなかったんだわ。
(原来不只有我们三个人,还有人跟我们一样。)

斯皮勒:俺、帰る。
(我,先回去了。)
母亲:待って、お茶ぐらい飲んでって。手当ては私がやるから、貴方はスピラーにお茶を出してあげて。
(那么着急啊,至少喝了茶再走。让我来照顾你爸爸,你去给斯皮勒泡杯好茶。)
阿莉:はい。ありがとう、スピラー、お父さんを助けてくれて。
(好。真是太谢谢你了,斯皮勒,谢谢你帮了我爸爸。)
斯皮勒:うん。
(恩。)
母亲:本当に、貴方のおかげだわ。ねえ、他にも仲間はいるのかしら?借りぐらしは、私たちだけになっちゃったんじゃないかって思っていたの。
(真的是,多亏了你。我说,还有其他我们的同伴存在吗?一直以为借东西的小人中只有我们三个人幸存下来了。)
斯皮勒:このくらい、いる。
(还剩这些人。)
母亲:まあ、いとこのルーピーもきっと無事ね!
(啊,表兄路皮一定也没事!)
阿莉:ねえ、それ弓でしょ?見せて!これで狩りをするのね。
(呐,那个是你的弓吧?借我看看!是用这个来打猎的吧。)
母亲:それは大事なものなのだから返しなさい。いいぃぃぃ!
(好了,那是人家宝贵的东西,快还给人家。呀!)
斯皮勒:俺、行く。
(我,走了。)
母亲:あ、あ、食事の支度ができているんだけど、食べていかない?
(啊,啊,饭都准备好了,不在走之前吃点东西吗?)
斯皮勒:俺、これある。
(我,身上有这个。)
母亲:ひゃあ!コオロギの脚!
(啊!这是蟋蟀的腿!)
斯皮勒:食う?うまいぞ。
(吃吗?很美味的。)
阿莉:いらない。
(不了。)
斯皮勒:じゃあ。
(那我走了。)
父亲:今日はありがとう。
(今天真是太感谢你了。)
阿莉:私、送ってくる。
(我去送送他。)

母亲:貴方、家を探しに行ったのね?
(亲爱的,你是去找我们的新家了吧?)
父亲:森の途中で動けなくなっていたところに、スピラーが現れたんだ。
(在森林里突然腿动不了了,直到斯皮勒出现。)
母亲:そうだったの。
(这样啊。)
父亲:彼は、この辺りから川向こうまでよく知っている。それと引っ越し先もいくつか、心当たりがあるらしい。
(他对这一带和河对岸都非常熟悉。然后,对于我们新家的落脚点,他心中也多少有点谱。)
母亲:よかった、野宿はしなくてよさそうね。でも…こんないい家が他にあるかしら…
(太好了,不要风餐露宿就好了。不过…像这样温馨的家,估计很难再有了…)

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阿莉:仲間がいることが分かって、嬉しかったわ。スピラーに仲間や家族はいるの?
(知道还有幸存的同伴,真是太高兴了。斯皮勒,你有家人和朋友吗?)
斯皮勒:家族?俺一人だ。
(家人?只有我一个人。)
阿莉:そう…また遊びに来てね。お母さんのシチュー、とっても美味しいのよ。
(这样…那欢迎你再来玩啊。妈妈的炖菜可是让人垂涎三尺的哦。)
斯皮勒:うん。
(恩。)
阿莉:わああ…
(哇啊啊…)

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翔:ハルさん?
(春姨你在吗?)

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母亲:アリエッティ、もう少し細かく縫わないと駄目よ。ほどいてやり直して。
(阿莉埃蒂,你缝得太松了,稍微弄得紧凑点。拆了重新做吧。)
阿莉:えーっ!この大きな袋は何なの?何かに使うの?…私、お父さんのこと見てくる。お父さん、ちょっといい?
(诶~!先告诉我为什么要做这么大的袋子?派什么用啊?…我先去看看爸爸的情况。爸爸,能进来吗?)
父亲:うん。
(恩。)
阿莉:足どう?
(腿感觉怎样?)
父亲:ああ、もう、ほとんど歩ける。
(啊,已经差不多好了。)
阿莉:ねえ、お父さん。
(呐,爸爸。)
父亲:うん?
(嗯?)
阿莉:私たち、引っ越すの?
(我们要搬家了吗?)
父亲:人間に見られたからには、引っ越さなければいけない。
(我们已经被人类看到了,就不得不搬家了。)
阿莉:人間がみんな、そんなに危険だとは思わないわ。
(可是我觉得,并不是所有人类都那么危险。)
父亲:アリエッティ、お前が生まれる前には、この屋敷にも他にふたつの家族が住んでいた。だが、ひとつの家族は行方不明になり、もうひとつは引っ越していった。人間に見られたからだ。我々は生き延びなければならない。
(阿莉埃蒂,在你出生之前,这间房子,还有两家人住在这里。但是,其中一家人却突然行踪不明,另外一家人后来也搬走了。是因为被人类看到了。可我们不得不生存下去。)
阿莉:お父さん…な、あ…
(爸爸…怎么…啊…)
母亲:何…今のは…地震?あ!
(刚才的…是怎么回事…地震?啊!)
阿莉:お母さん!開かないわ!
(妈妈!不行,打不开!)
父亲:ドアが、ゆがんだんだ。
(门已经被挤变形了。)
母亲:か…かべ…壁が…
(墙,墙,墙也被…)
父亲:ホミリー、ホミリー!
(荷蜜莉,荷蜜莉!)
母亲:私、こういう台所、夢に見てたの…
(我一直梦想有这样的一个厨房…)

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父亲:必要なものだけ、すぐにまとめるんだ。そんなにたくさんは持っていけない。それとホミリー、ドールハウスのものは一切、置いていけ。
(只需要带些必需品,快点整理吧。我们带不了那么多东西。还有,荷蜜莉,玩偶之家的东西都不用带了。)
母亲:ん…
(恩…)
父亲:ちょっと道を確かめに行ってくる。お母さんを頼むぞ。
(我先去确认下路线,妈妈就拜托你了。)
阿莉:はい。
(好。)

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翔:やっと来てくれたね。台所、気に入ってくれた?
(你终于来了。厨房,还满意吗?)
阿莉:貴方のせいで家はめちゃくちゃよ。でも、もういいの、今日はお別れに来たの。
(都是因为你,家里一团糟。不过,算了,今天我是来告别的。)
翔:見てもいい?…綺麗だね。
(能让我看一下你吗?…你真漂亮。)
阿莉:私たち、引っ越すの、人間に見られたから。借りぐらしは人間に見つかっちゃいけないの。
(我们,要搬家了,因为被人类看到了。借东西的小人是不能让人类看见的)
翔:借りぐらし?
(借东西的小人?)
阿莉:人間の家から気づかれないように、少しずつ必要なものを借りてくるの。石けんやクッキーやお砂糖…電気やガスも。お父さんのお祖父ちゃんの頃から、そうやって暮らしてきたわ。
(在人类的家里不被发现的情况下,需要借点少量的必需品。比如肥皂啊,小甜饼啊,糖啊…还有电和煤气。从我父亲的祖父开始就这样地生活。)
翔:いままで、ずっと気づかれずに?
(到现在为止,都一直没被人发现?)
阿莉:多分…
(应该是…)
翔:全部、僕のせいだ…ニーヤ、駄目だよ、仲良くね。この家には君の家族の他にも小さい人たちはいるの?
(全都是因为我…妮雅,不可以这样,要好好相处。你们家族的其他人也住在这家里吗?)
阿莉:ここにはいないわ、私たち3人だけ。
(这里没有了,只有我们三人。)
翔:他の家には?
(其他的人家呢?)
阿莉:きっといるわ!会ったのは、まだひとりだけど。
(肯定还有的!虽然至今为止,只遇到过一个人。)
翔:そう。でもそのうち、君だけになってしまうんだろうね。
(是吗。但是过不了多久,就会只剩你一个人了吧。)
阿莉:え?
(诶?)
翔:どんどん、少なくなっているんでしょ?君たちは滅びゆく種族なんだよ。
(人数,在不断减少吧?你们是正在走向灭亡的种族。)
阿莉:そんなことないわ!まだたくさんいるって、スピラーも言ってた!
(才没有这种事!斯皮勒也说了,还有很多人在!)
翔:スピラー?
(斯皮勒?)
阿莉:私たちの仲間よ!スピラーは他に何人も仲間がいるって!
(他是我们的同伴!斯皮勒说了还有很多其他的同伴!)
翔:君はこの世界に、どのくらいの人間がいるか知ってる?67億人だよ。
(你知道,这个世界上有多少人类吗?67亿人呢。)
阿莉:67億人?
(67亿人?)
翔:君たちは?
(你们呢?)
阿莉:知らないわ。
(我不知道。)
翔:もう何人かしかないんだよね。僕も母に聞くまでは、君たちのこと知らなかった。これまでにも多くの生き物が絶滅してきた、僕も本でしか見たことないけど。美しい種族たちが地球の環境の変化に対応できなくて、滅んでいった。残酷だけど、君たちも、そういう運命なんだ。
(已经不剩多少了吧。在妈妈告诉我之前,我还不知道你们的事。至今已经有很多生物灭绝了,虽然我只从书上看过。美丽的种族因为无法应对地球环境的变化,而灭绝了。虽然很残酷,但你们也是相同的命运吧。)
阿 莉:運命ですって?貴方が余計なことをしたから、私たちはここを出ていくことになったのよ!何としても生き延びなきゃいけないって、お父さんも言ってた!だから危険があっても、新しいところへ行くの!そうやって私たちの種族が、どこかで工夫して暮らしているのを貴方たちが知らないだけよ!私たちはそう簡単に滅びたりしないわ!
(你说命运?都是因为你多管闲事,我们才不得不离开这里!爸爸也说了,无论如何都要活下去!所以就算很危险,我们也要去新的地方!我们种族就是这样想办法努力活下去!只是你不知道而已!我们绝不会这么简单就灭亡了的!)
翔:ごめん…君の言うとおりだよ、本当は死ぬのは僕の方だ。
(对不起…你说的没错,真正会死的反而是我。)
阿莉:え?
(诶?)
翔:ここが良くなくて…来週、手術するけど、きっと駄目だ。
(我这里不太好…虽然下周进行手术,但是肯定不行了。)
阿莉:心臓?
(心脏?)
翔:小さい時から病気で、何でもできなかったから。君を見た時、守ってあげられたらと思ったんだけど…やっぱり駄目だった。本当に、ごめん。
(从小就因为生病什么都做不了。见到你的时候,虽然想要保护你…果然,还是不行。真的,很对不起。)
阿莉:病気、そんなに悪いんだ…
(你的病,这么严重啊…)

=======================================

春姨:何でこんなところにこんなものが…あれ…あれはドールハウスのキッチン…ん?
(为什么这里会有这种东西…啊…那个玩偶屋的厨房…恩?)
母亲:あ…
(啊…)
春姨:見ーつけた!
(找到了!)
母亲:ああああ!
(啊啊啊啊!)

翔:どうしたの?
(怎么了?)
阿莉:お母さん…お母さんの声が…
(妈妈…妈妈的声音…)

母亲:ああああ!
(啊啊啊啊!)
春姨:本当にこれ、いい台所ねえ…この家、他にも人がいるようだね。
(真是个好厨房呢…这么说这个家还有别的人在啊。)

阿莉:家に戻るわ!
(我要回家了!)
翔:あ…
(啊…)

母亲:イヤッ、イヤー、やめて、助けて!助けて!助けて…出して、出して!助けて!お願い、出して、出して、出して!
(不要,不要,住手啊,救命!救命!救命啊…放我出去,放我出去!救命啊!求求你,放我出去,放我出去,放我出去!)
阿莉:あ…天井が、ゆがんでる…
(啊…天花板,变形了…)

=======================================

灭鼠公司:はい、もしもし。
(喂,您好。)
春姨:あ、もしもし、チュークリーンサービスさん?すぐ来てもらえるかしら?
(喂,你好,是「chew cleanservice」吗?能马上过来一下吗?)
灭鼠公司:駆除ですか?
(有老鼠吗?)
春姨:ネズミじゃないけど、小さいものがいるの。
(虽然不是老鼠,但是有小东西。)
灭鼠公司:え、ネズミじゃない?
(诶,不是老鼠吗?)
春姨:殺しちゃ駄目よ。
(不能杀了哦。)
灭鼠公司:じゃあ、捕獲ですね?
(那,就是要抓起来了?)
春姨:そう、捕まえてほしいの。
(没错,希望你们能帮我抓到它。)

=======================================

阿莉:翔、翔!翔!
(翔,翔!翔!)
翔:アリエッティ。
(阿莉埃蒂。)
阿莉:お母さんがいないの!
(妈妈不见了!)
翔:え?
(诶?)
阿莉:屋根が開けられたみたいだし、人間に捕まったのかもしれない。お母さん…
(房顶好像被打开过,说不定被人类抓走了。妈妈…)
翔:一緒に捜そう。
(一起去找吧。)
阿莉:うん。
(恩。)
翔:あれ…鍵をかけられた。隣の部屋から出られるかもしれない。駄目だ。
(哎…被反锁了。说不定能从旁边的房间出去。不行啊。)
阿莉:待って!入れるわ。
(等等!我能进去。)
翔:すごい…
(好厉害…)

=======================================

春姨:そうじゃなくって!奥に馬入れ道があるでしょう、そこから入るの!
(不是那样啦!里面不是有条田间小路吗,就从那里进来!)
灭鼠公司:あの橋の手前の!
(就是那座桥的前面!)
春姨:いいえ、そうじゃなくって…
(不对,不是那个…)

翔:ハルさんがここを開けたのか?
(是春姨把这个打开的吗?)
阿莉:お母さん、やっぱりさらわれたんだ!
(妈妈,果然是被抓走了!)
翔:はあ、はあ、はあ…
(哈啊,哈啊,哈啊…)
阿莉:大丈夫?
(你没事吧?)

春姨:まだ道が分からないのかしら…
(还是搞不清路吗…)

阿莉:お母さん、どこ?
(妈妈,你在哪?)
春姨:あ…あらあら…鍵は?
(啊…唔哦…钥匙不是?)
翔:鍵って?暖かいミルク、いただけませんか?
(钥匙?能给我一点热牛奶吗?)
春姨:あ、はい!ちょっとお待ちください。
(啊,是!请稍微一下。)
翔:すみません。おなか、すいちゃって…クッキーか何かありますか?
(麻烦您了。肚子饿了呢…有曲奇饼什么的吗?)
春姨:そうねえ…
(我找找…)

阿莉:お母さーん!お母さーん!お母さーん!
(妈妈!妈妈!妈妈!)
母亲:アリエッティ!ここ!ここ!アリエッティ!
(阿莉埃蒂!这里!这里!阿莉埃蒂!)
阿莉:お母さん!
(妈妈!)
母亲:アリエッティ!
(阿莉埃蒂!)

春姨:来たあ!やっと道が分かったのかしらねえ。
(来了!总算知道路了。)

母亲:ンヤー!また人間が!
(啊!又是人类!)
阿莉:お母さん、こっち。
(妈妈,来这边。)

=======================================

灭鼠公司:じゃあ、とりあえず周りから見せていただきます。
(那,请先让我们看看周围的情况。)
春姨:よろしくね。
(拜托了。)

牧贞子:何かしら、この車。
(怎么回事,这辆车。)
春姨:乱暴に扱わないでね。
(工作的时候不要太粗暴哦。)
牧贞子:ハルさん!ハルさん!
(春姨!春姨!)
春姨:はーい。
(是。)
牧贞子:一体、何の騒ぎ?
(到底,出了什么事?)
春姨:それが奥様、小人が出たんです。
(是这样的夫人,小人出现了。)
牧贞子:小人?
(小人?)
春姨:はい。泥棒の小人なんです。本当なんですよ!泥棒小人は、家のいろんなものを盗んでいくんです。
(是的。偷东西的小人。是真的啊!偷东西的小人,偷了很多家里的东西。)
牧贞子:ハルさん、何を言ってるの?
(春姨,你在说什么呢?)
春姨:私が昔小人を見たというのは、本当だったんですよ!
(我以前见过小人的事,是真的!)
牧贞子:何もネズミ捕りの業者を呼ばなくたって…
(那也不用把捕鼠公司的人叫来啊…)
春姨:早く捕まえないと、何人もいるんですから。とにかく、これをご覧ください。ほうら、ここに巣が。
(不快点抓到的话,因为有好几个人呢。总之,请先看看这个吧。看啊,这是他们的老巢。)
牧贞子:巣?ガラクタの山のように見えるけれど…
(老巢?只能看到垃圾山一样的东西…)
春姨:えっ!?あれ、確かここに…
(诶!?奇怪,的确是在这里啊…)
牧贞子:ハルさん,業者さんには帰ってもらうわよ。
(春姨,让那些工作人员回去吧。)
春姨:ちょ、ちょっと待ってください。坊ちゃん、ちょっと失礼しますよ。
(等,等一下。少爷,稍微打扰一下。)
翔:どうぞ。
(请进。)
春姨:奥様、あのキッチンも盗まれたんです。ほーら、見てくださーい。
(夫人,那个厨房也被盗了。请看。)
牧贞子:ある。いつ見てもいいわねえ。
(还在啊,不管什么时候看都很漂亮啊。)
春姨:お、お待ちください、奥様!ちゃんと捕まえたんですから!
(您,您稍等一下,夫人!我确实抓到了一个!)
牧贞子:ハルさん、どうしちゃったのかしら。あら?ハーブのいい香りが…まあ!お茶をいれたんだわ!父の言ったとおり、本当に小人が住んでいたのね。
(阿春,是怎么了啊。啊呀?很香的香草味…啊!泡了茶呢!就像父亲说的,真的有小人住在这里呢。)

翔:そうですね。
(是啊。)
牧贞子:ハルさんは本当に見たのね。泥棒小人なんて言ってたけど。
(所以春姨真的看到了呢,偷东西的小人什么的。)
翔:泥棒なんかじゃありません、借りぐらしです。
(不是小偷,是借东西一族。)
牧贞子:え?
(诶?)
翔:いえ…僕も会いたいです。きっと、どこかにいます。
(没什么…我也想见见他们。一定,在什么地方生活着。)
牧贞子:そうよね…
(是啊…)

灭鼠公司:奥さ~ん、すいませーん!どこから始めますかぁ~?ど、どうされました?
(夫人,请问,要从哪里开始呢?您,您怎么了?)
春姨:逃げちゃったのよ、せっかく捕まえたのに!小人は本当にいるのよー!今度こそ捕まえてやるう~~!
(逃跑了啦,好不容易抓到的!小人真的存在的啊!下次我一定要抓到!)

=======================================

母亲:スピラーとの待ち合わせ場所はまだなの?
(还没到和斯皮勒的汇合地点吗?)
父亲:森を抜けたところだ。その後、川を下る。
(马上就穿过森林了。然后去河的下游。)
母亲:私もう、ヘトヘトよ。森を抜けるなんて、無理だわ。
(我已经累坏了啊。还要穿过森林什么的,不行了。)
父亲:し~!急ごう!
(嘘!快点!)
母亲:無理よ~
(不行了~)
父亲:少しは食べなさい、朝まで歩くことになるのだから。
(稍微吃点东西吧,还要一直走到天亮。)
母亲:え?
(诶?)
阿莉:ごめんなさい、私の身勝手で、大切な家を手放すことになって。
(对不起,都是我任性,不得不放弃重要的家。)
父亲:済んだことだ。
(都已经过去了。)
母亲:人でまた新しい素敵なお家を作りましょう。
(我们三人重新建造出漂亮的新家吧。)
阿莉:ちょっと外に出てる。
(我出去一下。)
父亲:遠くに行っちゃいけないよ。
(不要走太远了。)
阿莉:うん。
(恩。)

=======================================

阿莉:あ!ニーヤ。
(啊!尼亚。)
翔:お…ニーヤ。
(哦…尼亚。)

父亲:あと少しだ。
(马上到了。)
母亲:あ!スピラー!
(啊!斯皮勒!)
父亲:これが最後だ。さあ、出発するぞ。
(这是最后的了。好了,出发吧。)
阿莉:はい。お母さん、大丈夫?
(好。妈妈,没事吧?)

翔:アリエッティ!
(阿莉埃蒂!)
阿莉:あ!翔!
(啊!翔!)
翔:アリエッティ!
(阿莉埃蒂!)
阿莉:これから出発なの。
(我们就要出发了。)
翔:間に合ってよかった。ニーヤが教えてくれたんだ。
(能赶上真是太好了。是尼亚告诉我的。)
阿莉:ありがとう、元気でね。
(谢谢你,要保重哦。)
翔:それから、これを…今度は、受け取ってくれるとうれしいんだけど。
(还有 这个…这次你能收下的话 我会很高兴的。)
阿莉:ありがとう。もう行かなきゃ。手術はいつなの?
(谢谢。我要走了。手术是什么时候?)
翔:あさって、がんばるよ!君のおかげで生きる勇気がわいてきた。
(后天,我会加油的!多亏了你我又有活下去的勇气了。)
阿莉:これをそばに…
(把这个带在身边…)
翔:ありがとう。
(谢谢。)
阿莉:守ってくれてうれしかった。
(你能保护我我很开心。)
翔:アリエッティ。
(阿莉埃蒂。)
阿莉:いつまでも、元気でね。さよなら。
(无论什么时候,都要保重哦。再见了。)
翔:アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ、ずっと。
(阿莉埃蒂,你是我心脏的一部分。我不会忘记的,永远。)

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